スタッフブログ
外壁の目地にひび割れ発見!そのときの対処法と、この目地部分とは何ぞやから解説します♪
2024.03.02
あおぞら日記
屋根外壁塗装
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ありがとうございます。
兵庫県三田市の塗装会社 プロタイムズ三田店
株式会社あおぞらペイントです。
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みなさまこんにちは。
事務員Nです。
この前は4年に一度のうるう年でしたね♪
大谷選手のご結婚報告もあり、大変喜ばしい日だったなぁと思います!
さて、外壁のお話です。
こちらのブログは読んでいただけたでしょうか(^^)
自宅の外壁の劣化を自ら見つけてみようの会 | プロタイムズ三田店 (aozorapaint.com)
ブログ担当のY氏が自宅の外壁劣化を調査されたときのレポートです。
もしかしたら読まれた方のなかで、実際に外壁を見て劣化を調査された方もいらっしゃるかもしれないなぁと考え、そんなときにこんな劣化症状あったけどどうすれば…!となっていらっしゃる方もいるのではないかなぁと思い、
劣化症状〇〇について~対応方から何やらかんやら全部解説します~シリーズを投稿していこうと考えました(・ω・´)
今回は、目地の劣化シリーズです!
外壁と外壁の隙間を埋める、目地について
お家の外壁材が、窯業系サイディングやALC(計量発砲コンクリートパネル)の場合、パネルを張り合わせて仕上げるため、そのパネル同士の間に隙間が生まれます。
その隙間を埋める部分(目地の部分)を、コーキングといいます。(シーリングと呼ばれることもあります)
一般的な戸建て住宅の場合、外壁のシェアでは窯業系サイディングが7割以上を占めているので、よく見かけるのではないでしょうか。あの隙間のゴムの部分ね!と思われた方もいらっしゃることでしょう。
コーキングがなぜ家にとって必要なのかどうか、解説していきます。
コーキングが家を守る2つの役割
①水が建物内部に浸入することを防ぐ
外壁同士の隙間をしっかりコーキングで埋めることで、水の建物内部への浸入を防ぎます。
このコーキングが施工されていないと、雨が降った時にその隙間か建物に水が入ってしまい、年数がたつと雨漏りが発生する危険性があります。
また、経年劣化により、コーキングが劣化し、防水性が低下することも雨漏りの要因のひとつといわれています。
②揺れに対する負荷を緩和する
家は、家自体の歪みや、紫外線の熱の影響や湿度、また気温の変化で少しずつ伸びたり縮んだりしています。
もし隙間を設けずに設置すると、外壁同士が衝突し、おしくらまんじゅうのように押し合い、割れたり欠けたりしてしまいます。
それを防ぐために隙間を開け、その隙間をコーキングで埋めることで、クッションの役割をして外壁を守っています。
コーキングは外壁の動きに追随するため、揺れの緩和も担います。
なぜコーキングが劣化していくのか?
コーキングは「クッション」のような役割を持つ、と先ほど書きましたがそれを可能にしているのが、「可塑剤」です。
コーキングには可塑剤と呼ばれる弾力性を持たせる成分が含まれています。この可塑剤の寿命が5~10年で、それに伴いコーキングも傷みはじめます。
弾力性を失っていくことで様々な劣化症状を引き起こしていきます。
具体的な劣化症状
①コーキング痩せ
コーキングに弾力性を持たせる「可塑剤」が表面に溶け出し、コーキングの厚みが減少します。
放置するとひび割れや破断に繋がります。
②コーキング割れ
コーキングが紫外線などの影響で劣化し、弾力性が失われ、家の揺れに追従できなくなるため、ひび割れが発生します。
この割れた部分から水が浸入すると、更なる劣化に繋がります。
③コーキング破断
ひび割れの劣化が進行すると、破断とよばれる劣化になります。
ここまでいくと、雨水が内部に浸入し漏水のリスクとなるので、早急なメンテナンスが必要です。
打ち替え工事と増し打ち工事の違いとは?
コーキング補修には打ち替えか増し打ち工事の2つの補修方法があります。
打ち替え工事
もともとのシーリングを撤去し、新しいシーリングを打つ方法
増し打ち工事
もともとのシーリングの上から、新しいシーリングを打つ方法
・・・こう見ると、打替え工事をするよりも増し打ち工事の方がいいのでは?となるかもしれませんが、増し打ち工事をするには条件があります。
増し打ち工事の条件①:既存のシーリングが劣化していない
既存のコーキングが劣化していると、コーキングで最も重要な「柔軟性」もなくなっているので、そのうえからコーキングを充填してもあまり意味がありません。
劣化したコーキングの上から新しいコーキングを充填し、見た目はきれいになっても、下のコーキングの柔軟性がないまま充填しているため、外壁の動きに追従できず、劣化につながります。
増し打ち工事の条件②:十分な厚みを確保できる
現在、コーキングメーカーが推奨しているコーキングの厚みは、10mmです。10mm以上確保できないと、コーキングの耐久性を保つことができない可能性があります。
コストを抑えられる増し打ちですが、既存のコーキングが劣化しているのであれば、打ち替えが推奨されます。
(窓のサッシまわりや、外壁の入隅部分などは、増し打ちで補修することが一般的です)
DIYでコーキング補修ってできる?
DIYでコーキング補修は、オススメできません。
①新しく充填したシーリングがうまく接着できずに、何度も同じ作業をすることになる。
②シーリングが他の場所についてしまい、取れなくなる。
③2階などの高い位置にある部分の作業が難しい。
特に③の高い位置にあるシーリング補修ですが、はしご等で作業されると大変危険です。
また、使用するシーリングの種類や作業の方法にも、専門知識が必要になってきますので、業者に依頼することをオススメします。
・・・いかがでしたでしょうか?
あおぞらペイントに入社しなければ、外壁と外壁の間のあのゴムの部分がこんなにも重要だったのは知らないままだっただろうなぁと思います(^^)
雨水の浸入を守ってくれる大切なコーキング。
皆さまも、ぜひ一度確認してみてください。
まだこのままでも大丈夫?などの心配ごとがあれば、ぜひあおぞらペイントにご相談くださいませ♪
大切なお住まいを守るための、最適な方法をご提案させていただきます!
地域密着のあおぞらペイントにお任せください(*^^*)
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