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実はここが要!外壁塗装で”下塗り”が果たす大事な役割とは|三田市・神戸市北区
2025.09.15
あおぞら日記
「下塗りって、必要なの?」
そんな声をお客様からいただくことがあります。
塗装と聞くと、どうしても仕上がりの色やツヤ、デザインに目がいきがち。
ですが、実はその美しさや耐久性を長持ちさせるために欠かせない工程が…
そう、【下塗り】なんです👀✨
今回は、あまり知られていない「下塗り」の重要性について、三田市・神戸市北区での施工経験を踏まえて解説します。
下塗りって、どんな役割?
そもそも下塗り塗料とは、塗装工事で最初に外壁や屋根などに塗る塗料のことで、仕上げに塗る塗料とは違い乳白色や透明な色をしています。
外壁塗装・屋根塗装では、基本的に「3回塗り(※)」が標準です。
※劣化状態や建材の状態によっては、4回塗り(下塗りを2回)になる場合もあります
工程は以下の通りです
1.下塗り(プライマー、シーラー、フィラー)


2.中塗り


3.上塗り


この「下塗り」は、いわば”塗装の土台”
大きく4つの役割を果たします。
役割①外壁/屋根と「上塗り塗料」を密着させる
実は、上塗り塗料には接着力がほとんどなく、そのまま上塗り塗料だけを塗ったとしても、すぐに剥がれてしまいます。
そこで重要になるのが、下塗り塗料。
外壁/屋根と上塗り塗料を密着させる接着剤のような役割を果たすことで、上塗り塗料の密着性が高まり、早期で剥がれてしまうといった事態を防ぎます。
役割②傷んだ外壁/屋根に上塗り塗料が吸い込まれるのを防ぐ
下塗り塗料は、傷んだ外壁への「塗料の吸込み」を止める役割も果たします。
新築から10年以上が経った外壁には、大小様々なひび割れや欠損があるのですが、荒れてしまった表面は”スポンジ”のように塗料を吸い込んでしまうので、

上塗り塗料の機能を十分に発揮させ、長持ちさせるために必要な「厚さ」をつけることが出来なくなってしまいます。
その結果、塗装面に色や艶のムラが発生してしまい、見栄えが悪くなるばかりか、塗装が薄くなっている個所に不具合が発生してしまうこともあります。
下塗り塗料を使うことで、傷んだ外壁に塗料が吸い込まれるのを防ぐことができるため、上塗り塗料が外壁に吸い込まれることなく、色ムラ・艶ムラのない仕上がりにすることが可能です。
ただし、下塗り塗料の使用量が十分でないと、下塗り塗料が外壁に吸い込まれてしまい、上塗り塗料が密着しなくなってしまいます。
そのため、外壁や屋根の劣化が激しい場合は、下塗り塗料を2回塗るなどの対策が必要です。
役割③塗装の機能を向上させる
上塗り塗料と同じように、下塗り塗料にも様々な機能を持つものが存在します。
代表的なものは「下地表面を固める機能」「防カビ機能」や「防サビ機能」、太陽熱を効果的に反射する「遮熱機能」などです。
住まいの下地や周辺環境にあった下塗り塗料を組み合わせることで、塗装の効果を底上げさせることが可能になります。
役割④下地の色を隠すことで、仕上がりをキレイにする
下塗り塗料は現在の外壁色を覆い隠す「隠ぺい性」を持っているものもあります。
例えば濃い色から淡い色に塗り替える場合、もとの外壁(下地)の色が透けてしまい、思った通りの色にならない場合もあります。
そんな場合には、白色の下塗り塗料をたっぷり塗って、下地の色を少しでも隠すことで、よりキレイな仕上がりにすることができます。
下塗りを省略するとどうなる?
実は一部の業者では、工期短縮・コストカットのために「下塗りを省略」したり、「極端に薄く塗る」といったケースもあります。
しかしその結果、
・数年で塗膜が剥がれてきた
・すぐに色あせてきた
・見た目にムラがある
といった手抜き工事によるトラブルが後を絶ちません。
三田市や神戸市北区でも、「他社で塗ったけど早く劣化した」とご相談に来られるお客様のなかには、下塗りの不備が原因だったケースも多く見られます。
▽どうして手抜き施工が起こるのか、解説してます
手抜き施工・不良施工とは | ブログ| 三田市の屋根塗装・外壁塗装なら株式会社あおぞらペイント(プロタイムズ三田店)へ
【施工事例】あおぞらペイントの施工の様子をお届けします!
Before



真ん中の写真、構造クラックは、ひび割れの劣化がさらに進行した状態です。
チョーキング現象は、触ると手に粉が着く状態です。こちらは、塗膜が劣化しているときに発生する症状です。
▽
高圧洗浄

塗料の密着を良くするために、しっかり高圧洗浄します。
旧塗膜や、カビ・苔、ホコリなどを洗い流すことで密着が良くなるので、高圧洗浄も塗装の要です✨
▽
ひび割れ補修





V字に溝を掘っていき、密着度を高め、削った部分にシーリング材を注入する方法で行うひび割れ補修をVカット補修といいます。
劣化が酷いひび割れの場合は、このようなVカット補修を行います。
(※ヘアークラックなど軽いひび割れの場合は、Vカット補修は行いません)



塗装前にひび割れ補修を行うことで、防水機能を高めます。
▽
下塗り中



ローラーを使って下塗りしていきます。細かい部分はヘラで丁寧に塗装します。
▽
中間検査
あおぞらペイントでは、下塗りが完了した段階で、現場責任者が中間検査を実施します。
塗り残しがないかなど、きっちりと確認してから、中塗りへ進みます。
▽
中塗り・上塗り中


2回に分けて塗装することで、塗膜の厚みを十分に確保します。
▽
完了検査
全ての補修・塗装が完了したら、完了検査を行います。
お施主様にもお立会いいただき確認していただきます。
After

しっかりと塗装させていただきました✨
下塗りにより外壁が均一に整い、上塗りがしっかり密着しているのがわかります。
▽施工前~完工までをまとめた、「外壁塗装の流れ」を動画でも確認できます✨
地元で信頼できる塗装工事会社を選ぶには?
現場調査をしっかり行い、診断報告書を提出してくれるかどうかがまずチェックポイントです。
その際に、塗装の工程を丁寧に説明してくれるかどうか、現状どんな劣化状態のため、こういう補修方法で塗装を行うといった説明があるかどうかを必ず確認してください。
ただたんに、「私たちは3回塗りです!!」だけの業者には要注意を。
なぜなら、上の方で説明した通り、劣化状態が深刻な場合、下塗りを1回塗っただけでは、
スポンジが水を吸い込むように、下塗り塗料も吸い込まれ密着性の効果が発揮できないためです。
そんな時は、下塗りを2回塗って次の工程の中塗り・上塗りの密着度を高める必要があるのです。
なので、「お客様の外壁(屋根)は、現状がこんな状態で、劣化具合が進行しているので下塗りは2回塗装して、合計4回塗り」です。
と根拠をもって説明してくれる業者の方が、安心できるでしょう。
まとめ|見えない部分こそ、大切に
塗装は「見た目がきれいになる」だけの工事ではありません。
【長く安心して暮らすための】住まいの保護工事です。
見えないところまで誠実にやるのが、私たちプロの仕事です。
三田市・神戸市北区で、安心できる塗装工事をご希望の方は、
ぜひお気軽にあおぞらペイントまでご相談ください!✨
📅塗装工事のことをご検討中の方は、今すぐお気軽にお電話を!【相談・見積り無料】
あおぞらペイントでは、三田市や神戸市北区を中心に、地域に密着した塗装サービスをご提供しています。
気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!
📞0120-41-4510
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ご来店いただいたら、リラックスした雰囲気のなか塗装のお話をさせていただけます。
池尻ショールームでは、大型構造サンプル完備!塗装工事のことを詳しく知ることができます。
📍三田市池尻55-3 フラワータウン駅から車で10分



外壁塗装、屋根塗装でお悩みでしたらお気軽にショールームにご来店ください✨

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