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モルタル壁のメンテナンス
2021.09.30
あおぞら日記
屋根外壁塗装
モルタル壁は表面に施された塗装の防水機能が低下すると様々な劣化症状が発生します。あなたのお家にも以下のような症状が見受けられませんか?
一般的に外壁のメンテナンス時期は10年前後と言われています。この機会にお家の劣化状況を確認してみましょう。
水が浸入してしまう「ひび割れ」
モルタル壁のお家にとって避けては通れないのがこちらのひび割れです。他にも「クラック」と呼ばれることもあります。
経年劣化により発生したり、乾燥過程で収縮を繰り返すことで起こったり、地震や地盤沈下によって発生したりと原因は様々です。
このひび割れには大きさや幅によって、2つの種類に分類されます。
(1)ヘアークラック
幅0.3mm以下、深さ4mm以下のクラックを指します。
建物の構造、内部の鉄筋が錆びることはないのでメンテナンスの緊急性は高くありません。
しかし、塗装によるメンテナンスをおこなう場合は補修の必要があります。
(2)構造クラック
幅0.3mm以上、深さ4mm以上のクラックのことを指します。ヘアークラックよりもひびが大きく、雨水の浸入口になります。放置し、水が浸入することで建物内部の腐食や鉄筋の錆などを引き起こす可能性があるため、コーキングでの補修が必要です。
クラックの周囲をV字(U字)にカットし、プライマー(下塗り材)を塗布した後にコーキング材を充填します。V字(U字)にカットするのは、クラック内部の凹凸を均一にし、プライマー(下塗り材)やコーキング材を密着しやすくするためです。
触れると粉が付着する「チョーキング」
モルタル壁表面に触れると、手にチョークの粉のようなものが付着する症状を指します。紫外線によりラジカルと呼ばれる劣化因子が発生し、塗料の樹脂が劣化し、防水機能が失われている状態です。モルタル壁は主成分がセメントであるため、防水機能が失われると雨水が壁の内部に浸入してしまします。チョーキングの発生は、お家が塗装によるメンテナンス時期を迎えたというサインです。
主に開口部付近に見られる「雨だれ」
雨が降り掛かったことにより、壁をつたってそのまま筋状に汚れとして跡が付いてしまった状態です。
窓などの開口部などの平面に溜まったほこりや汚染物質が、雨水により洗い流されることで発生します。油分などが混ざる場合もあります。お家の耐久性には影響はありませんが、美観を損なうことになります。
雨だれはこすっても簡単には除去できないため、再塗装の際には汚れが付着しにくい低汚染塗料をがおススメです。
水が滞留しているサイン!「コケ・藻」
塗膜の防水機能が低下し、日陰で風通しが悪い場所に水が滞留することでコケや藻が発生します。美観を損なうのはもちろんですが、コケは「根酸」と呼ばれる酸性物質を放出し、本来アルカリ質であるセメントを中性化させ素地自体を脆くさせる危険性があります。
メンテナンスをする際には、高圧洗浄機できれいに除去する必要があります。
塗膜の付着力が低下し発生する「浮き・剥がれ」
経年劣化により壁表面の塗膜の付着力が低下し、塗膜が素地から浮き上がったり、剥がれている状態です。ここまで進行すると、壁を保護する機能はなくなっています。
剥がれた部分から雨水がどんどん浸入してしまうため、早急にメンテナンスをおこなう必要があります。
以上がモルタル壁によく見受けられる劣化症状です。
劣化によるご相談などいつでもお気軽にお問合せください。
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三田市地域密着屋根・外壁 塗装専門店プロタイムズ三田店
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