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【色選びにお悩みの方へ】押さえておきたいポイント3つ!
2024.10.22
あおぞら日記
皆様こんにちは!
事務員Nです。
塗装工事を行ううえで、気になるのが「色選び」
今と近い色にしようと思っている方も、今とは違う印象の色にしようと思っている方も、
じゃあ、どの色を選んだら、思っている色になるんだろう?
と悩んだことはありませんか?
もうどの色を選んだらいいか分からないよ~!!と頭を悩ませることもあるかもしれません。
そこで今回は、色を決めるための3つのポイントをご紹介します!
ー目次ー
【ポイント1】色を選ぶ前に考えておきたいこと
どの色にしようかな?と考える前に、お家全体のイメージをどうするか、ご家族で話し合ってみてください(^^)
例えば、外壁のベースを白色にすると決めたとしましょう。
同じ白色でも、
温かみのある柔らかい雰囲気の家にするか
クールでスタイリッシュな雰囲気の家にするかで
選ぶ色も変わってきます。
どちらも同じホワイト系統の色ですが、左がアイボリーに近い白色、右がグレーに近い白色です。
2色づかいのツートーンカラーにする場合や、アクセント色を使う場合、組み合わせる色によって全体の印象も変わってくるので、まずは、お家のイメージをどうしたいか決められることがオススメです。
スタイリッシュな感じでも、柔らかいイメージでも、どんな感じでもいいと思うし悩むなぁ~という方は、逆にどういった組み合わせなら「落ち着かない」と思うか絞ってみてもいいかもしれません。
例えば、温かい雰囲気でもあまりにもピンクが強すぎて、可愛いすぎるのは少し…だったり、
スタイリッシュな印象でも、真っ黒!というのは、少し違うかも?という風に考えてみると、
可愛い雰囲気にはしたけど、可愛すぎるのは苦手なので、くすみのあるピンクで落ち着かせてみよう。
というような方向性が見えてくるかもしれません。
【ポイント2】色を選ぶうえで知っておきたい3点
色を決める際に知っておきたいポイントを3つお伝えします。
ひとつめが、「色の面積効果」です。
これは、色の大きさで見え方や印象が変わってくるというもの。
こちらの2つの四角形を見比べた時、どちらの方が色が濃く(鮮やかに)見えるでしょうか?
ほとんどの方は「大きい方」と感じられたのではないでしょうか。
実際は全く同じ色が使用されています。
この見え方の違いというものが、面積効果という色の特性に起因するもので、
基本的に、面積が大きいほど、明るい色はより明るく、鮮やかな色はより鮮やかに、暗い色はより暗く感じます。
色を決める際の、A4サイズの色見本帳で見た時の色と、実際に外壁に塗った時の色の大きさは、断然塗装した時の方が、色の面積は大きくなりますよね。
ですので、実際に塗ってみると、思っていたより濃くみえる…!もしくは暗く見える…!
となってしまうのです。
そうならないためには、小さい色見本で色を決定せず、
このような大判の色見本帳があるかどうかや、
塗板のサンプルがあるかどうか
大きいサイズの色見本があるかどうかを、施工業者に聞いてみて、色味を確かめてから決めることをオススメします。
ふたつめが、色を見る時のシチュエーションに注意すること
いくら面積効果に注意しても、選んだ色と出来上がりが微妙に違うと感じることがあります。
その理由として、面積効果のほかに、「光源色の差」「反射率」という2つの作用が挙げられます。
人間は、光源から発せられた光が対象物に反射して目に届くことで、「色」を認識しています。
蛍光灯の下で見た色と、屋外で見た色は、光源が違うので色の見え方が変わります。
屋根や外壁は、紫外線の影響をよく受けるので、室内で見た時の色と実際に塗装して屋外で見た時の色は、見え方が全く変わります。
こちらを比べてみて、いかがでしょうか?
写真は3枚とも全て同じ色で、左側が白色で右側が茶色がかったグレーです。
屋内と屋外では色味が変化しているのが分かりやすいのではないでしょうか。
また屋外でも、朝・昼・夕方、また晴れの時と曇りの時、「日の照り方」で見え方が変わります。
光の反射率の高い晴れの日はより明るく感じ、夕方は太陽が赤みを帯びるので、赤みがかった色に感じます。
何色か候補を決めることができたら、色見本をこのようにお家の外壁にあててみて、思っている色かどうか確認されることをオススメします。
また、上記の通り晴れの日や曇りの日、10:00~14:00の間、16:00~18:00の間など様々なシチュエーションで確認してみましょう。
そして色と同様に大切なのは、艶です。
艶有りと3分艶では、見え方の印象が変わります。
光沢度の高い艶有りと、マット感がある3分艶。
どちらがいいかは好みによりますので、可能であれば塗板見本を業者に依頼し、質感を確認されることをオススメします。
最後のポイントが、色あせしやすい色・しにくい色があることを踏まえて色を決めることです。
色あせの最大の原因は、「紫外線」です。
窓際に貼られたポスターが、だんだんと退色している様子はイメージしやすいと思います。
色には退色しやすいものと、そうでないものがあります。
専門的に説明すると、塗料の色の元になる【顔料】は、原子同士が結合することにより構成されています。
この結合力は色によって異なり、例えば紫外線のような、結合力を超える力が外部から作用することにより、色あせがおこります。
色あせしやすい色が、1.赤色、2.黄色、3.紫色です。
なぜ退色しやすいかというと、結合力が弱い窒素原子を多く含むためです。
これらは原色に近づくほど色あせを起こしやすくなり、このように顔料を多く含む鮮やかな色は特に気をつけて選んだほうが良いでしょう。
色あせしにくい色が、1.白色、2.黒色、3.青色です。
これらは紫外線の影響を受けにくかったり、元素の結びつきが強いという理由で退色しにくいという特性をもっています。
どこを一番重要視するかは人それぞれですが(絶対色あせしたくない、だったり、色あせしてもいいから好きな色にするか)
こういった色の特性を踏まえて選ぶのと選ばないのでは、塗装後の仕上がりの印象も変わってくるので、頭の片隅に置いてていただけたらと思います(^^)
【ポイント3】色決めの方法で塗装会社を決めるのもあり!
色決めの方法は、塗装会社によって様々です。
色のカタログだけ渡されて決める会社もあったり、カラーシミュレーションを用いて決める会社もあります。
塗装工事をすると、次の塗り替えまではその色で何年も過ごさなければいけません。
色にこだわりがある場合は、色選びの方法で塗装会社を比較するのも手です。
また、最近はカラーシミュレーションがある会社も増えてきていますが、そこで注意点をひとつ。
カラーシミュレーションだけで色を決めない
ということです。
なぜなら、カラーシミュレーションで見る色は、印刷された色です。
印刷は、たとえ同じ色でも、印刷する場所が変わると色見が変わります。
使う印刷機、インク、紙質によって微妙に色見が異なるためです。
カラーシミュレーションは、あくまでも「イメージをつかむため」に使うツールだと認識し、イメージが固まったら、色見本や塗板見本などで色を決定されることをオススメします。
いかがでしょうか?
色選びは重要かつ、とても悩まれる部分です。
あおぞらペイントは、そんなお悩みにしっかりサポートしたいと考えておりますので
色選びのことでお悩みでしたらお気軽にご相談ください(^^)
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