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【築年数別チェック】外壁塗装は何年で必要?見逃せない劣化サインとは
2025.07.28
あおぞら日記
🏠はじめに:その外壁、まだ大丈夫と思っていませんか?
外壁塗装のタイミングは、築年数だけでは一概に判断できないものです。
新築時や前回の塗装で使われた塗料の種類、外壁材の特性、そして住まいの立地環境(例:日当たりや湿気、風の影響など)によって、劣化の進み具合は、それぞれのお家によって大きく異なります。
例えば、紫外線が強く当たる地域や風雨の影響を受けやすい場所では、同じ築年数でも劣化が早く進むケースもあります。
また、前回使用した塗料のグレードによっても、適切なメンテナンス時期は変わってきます。
「うちはまだ大丈夫?」
「築〇年だけど、そろそろ塗り替えの時期なのかな?」
そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、”築年数ごとのチェックポイント”を目安としてご紹介します。
あくまで参考目安ではありますが、ご自宅の状態を考えるきっかけや、塗装の検討時期を考えるヒントになれば幸いです😊
🔰築5年~7年:見逃されがちな”初期劣化サイン”に注意!
・外壁のうっすらとした色あせ
・屋根にカビ・苔の発生
・シーリングの痩せ
この時期はまだ目立った不具合は出にくいですが、劣化の初期症状が始まるタイミング。
ただし、よっぽど大きなひび割れや腐食が発生していない限り、緊急度は低いので
例えば雨漏りが発生しているとかでなければ、焦る必要はまだありません。
実際にこのくらいの年数でお問合せいただくこともあり、現場調査させていただいて
「まだ様子を見られても大丈夫ですよ」とお伝えすることもあります😊
しかし、”きれいな状態で建物寿命を延ばす”という考え方もありますので、
メンテナンスサイクルをどうするかをご家族で話し合われることをオススメします。
⚠️築8年~12年:塗装の目安年数に到達!劣化が進む前に行動を
この時期になると、外壁や屋根に以下のような劣化サインが見られるようになります。
・外壁に触れると手に白い粉がつく「チョーキング現象」
・目地シーリングのひび割れ、はがれ、硬化
・屋根の色あせや、カビ・苔の広がり
一般的には、築8~12年めが外壁塗装の目安といわれており、実際に多くの方が、築10年目に初めての塗り替えを行っています。
その理由は、新築時に使用されている塗料の耐久年数が、およそ8~12年で切れるためです。
ハウスメーカーや地場の工務店などで住宅を新しく建てた場合にも、外壁材や屋根材には工場であらかじめ塗装が施されています。
そして新築時には、アクリル塗料やウレタン塗料といった比較的安価な塗料が使われるケースが多く見られます。
これらの塗料の耐久性は、
・アクリル塗料:約4~7年
・ウレタン塗料:約6~10年
つまり、築10年を迎えるころには塗膜の性能が落ち、上述のような劣化症状が現れてくるのです。
これらを放置してしまうと、塗膜の保護機能が低下し、建物内部に水が浸入するリスクが高まります。
「塗装=見た目をキレイにするもの(美観性)」と思われがちですが、実際にはお住まいを長く守る「保護膜」としての役割こそが、外壁塗装の本来の目的です。
外壁や屋根は、毎日紫外線や風雨にさらされ、少しずつダメージを受け続けています。
それを防いでいるのが塗膜なのです。しかし、その塗膜事態も時間とともに劣化していきます。
だからこそ、「まだ大丈夫」と思っていても、築8年を過ぎたころからチェックをはじめ、築10年前後には塗装の準備を始めることをオススメします。
🚨築13年~15年:補修が必要な劣化が現れはじめる時期
この時期になると、目視でもわかる深刻な劣化症状が現れます
・塗膜の剥がれ、膨れ、ひび割れ(構造クラック)
これらを放置すると、水が内部に入り込み、外壁材そのものを痛める恐れがあります。
・屋根材の反りや破損
屋根も経年劣化により、防水性が落ちてきます。反りや割れが生じると、雨水が建物内部に浸入しやすくなり、雨漏りの原因になります。
・水の浸入による構造ダメージのリスクも
塗膜による防水機能が低下したまま放置すると、外壁内部の断熱材や柱などの構造材が水分を含み、内部でのカビの発生や木材の腐食といった深刻な被害に繋がるケースも。
築13年を過ぎると、目に見える劣化症状が出やすくなり、「塗装」だけでなく「補修」も必要になる可能性があります。
つまり、この時期は「塗装でなんとかなる状態」と「すでに補修が必要な状態」の分かれ道ともいえる重要なタイミングです。
すでに劣化が気になっている方は、できるだけ早く専門業者による診断を受けて、建物全体の状態をチェックすることをオススメします。
🏠築20年以上:塗装だけじゃない!大規模メンテナンスの検討も
築20年を超えたお住まいでは、これまでのメンテナンス履歴や使用されている外壁材・屋根材の種類によって、建物の状態に大きな差が出てきます。
以下のような劣化症状が見られる場合は、塗装だけでなく、必要に応じて屋根のカバー工法や葺き替え、外壁の補修など、より広い視点でのメンテナンスを検討する時期です。
✅チェックしたいポイント
・屋根の傷み(色あせ・反り・一部破損など)
長年の紫外線や雨風の影響で、塗膜だけでなく屋根材自体の劣化が進んでいる可能性があります。
カバー工法や葺き替えなどの選択肢が視野に入る時期です。
・外壁材の劣化(モルタルの浮き・ALCの腐食・構造クラックなど)
下地部分までダメージが及んでいるケースもあります。この場合、塗装だけでは対応できず、適切な補修が必要になることも。
・シーリングや防水機能の寿命
シーリング材の寿命も10~15年程度。20年以上経過していると硬化や欠落が進み、雨水の浸入口になっている可能性もあります。
「大規模メンテナンス」と聞くと不安になるかもしれませんが、適切な診断と必要な対策をとることで、これからも長く快適に住み続けることができます。
無理にリフォームをすすめるのではなく、あくまで”今の状態を正しく知ること”が大切です。
あおぞらペイントでは、無料の雨漏り診断や外装劣化診断も行っています。
「今うちの家ってどんな状態なんだろう?」と思ったときが、一番のチェックタイミングです。
どうぞお気軽にご相談くださいね(^^)
参考にしたい「塗膜の劣化順序」
塗膜は以下のような順序で劣化していきます。
①艶がなくなってくる
最初は光沢があるようにつやつやしていますが、だんだん艶がなくなっていきます。
②色が変色してくる
外壁の色の彩度が落ち、くすんだような色になってきます。
③外壁の表面を触ると白い粉がつく
塗膜が劣化し防水性が切れたサインです。この現象をチョーキング現象といいます。
④カビ・苔・藻が発生する
塗膜が劣化し防水性が切れることで、水分を含みやすくなりカビ・苔・藻が発生します。
⑤ひび割れ(クラック)の発生
窓の四隅や外壁の角に発生しやすいです。
⑥塗膜の剥がれ、膨れ
劣化によって付着力が低下し発生します。
ここまでくると外壁を保護する機能がない状態といえます。
塗り替えのタイミングとしては、③や④の段階でするのが最適な時期です。
⑥の段階になると、下地の補修なども必要になるので、遅くても⑤の段階で塗り替えをするようにしましょう。
また、外壁材がサイディングやALCの場合、防水性の観点で最も重要なのは目地シーリングです。

サイディングやALCは、パネルとパネルを組み合わせて建てられるため、その目地にゴム状のシーリング材が入っています。
シーリングの役割は、雨水の建物内部への浸入を防ぐことです。
このシーリングが経年劣化し、ひび割れてきたり剥がれていると、そこから雨水が浸入し外壁材自体の腐食に繋がります。

外壁材には防水シートがあるので、ひび割れが発生しているからといってすぐに腐食が始まるわけではありませんが、放置していると危険です。
お家がサイディングやALCの方は、まず目地を確認してみてくださいね。
▽詳しくはこちらの解説動画もご参考に!
✅まとめ:築年数と症状をセットで見て、早めの対策を!
外壁や屋根の劣化は、「築何年だから必ずこうなっている」とは一概に言えません。
同じ築年数でも、使われている塗料や外壁材、立地環境などの条件によって、劣化の進行具合には個人差があるからです。
「まだ早いかも」と感じている方も、実際に調査してみると劣化が始まっていた…というケースは少なくありません。
逆に、築年数がある程度経っていても状態が良好で、まだ塗装の必要がないと判断されることもあります。
大切なのは、「築年数」と「実際の症状」をセットで確認すること。
外観からだけでは分かりにくい部分も、専門的な診断を受けることで、正確な状態を把握できます。
あおぞらペイントでは、無料の外装診断と報告書の作成サービスを行っています。
お住まいの状態をしっかり見極めたい方、今後のメンテナンス計画を立てたい方は、ぜひお気軽にご相談ください😊✨
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