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画像出典→ALC協会より

 

 

ALCは軽量で断熱性に優れた素材

画像出典【ALC協会】

ALC外壁(Autoclaved Lightweight aerated Concrete)とは、高温高圧蒸気養生された「軽量気泡コンクリート」とも呼ばれるコンクリートの1種です。
コンクリートと聞くと硬くて重いというイメージを持つ方もいるかもしれませんが、ALCは内部に気泡の穴が空いており、水に浸すと浮くほど軽量な素材です。一般的には通常のコンクリートの約1/4の重量となっています。
また、この気泡に含まれた空気が層をつくり、熱の伝わりを抑制し、夏の暑さや冬の寒さから室内を一定の温度に保つ断熱効果が期待できます。
ALCは耐久性も高いため、建築物の構造材料として戸建住宅から高層ビルまで、外壁、屋根、床用などさまざまな用途で使用されています。

 

メリット

50年の耐久性

まずは一つ目のメリットは、ALCという素材自体の高い耐久性です。
定期的にメンテナンスをすれば、50年程度は外壁張替えなどの大規模工事が不要なことです。
現在の傾向として、30年で建て替えるよりも50年以上長く住むというものがあります。
これは近年の少子高齢化、人口減少に伴って、新しく家を建てるより長く住むということが重要視されてきたからです。
「建て替える」から「メンテナンスをして長く住む」と考え方がシフトしているので、この高い耐久性は非常に頼もしいものとなっています。

 

高い断熱性で「夏涼しく、冬暖かい」

2つ目は断熱性に優れ、季節の温度変化の影響を受けにくいという点です。
ALCは内部に無数の気泡を含んでおり、この気泡が空気の層を作っています。
空気の層が外部からの熱を断つことで「夏に涼しく、冬に暖かい」住宅を実現しやすくしています。
さらに、断熱性を高めることで夏場や冬場などのエアコンの使用率を減らし電気代の節約にも期待できます。

 

 

優れた耐火性で安全性を向上

次に耐火性に優れ、住宅の安全性を保持できるというメリットがあります。
主原料が無機質であるセメントやケイ石などであるため、炎や熱を受けたとしても燃えにくく有害物質が発生しません。
また万が一、隣家が火事になった場合などにも炎が燃え移る危険性を低くすることが出来ます。

 

 

デメリット

 

吸水性が高い

主成分がセメントであるため、吸水性が非常に高い素材となっています。
外壁表面を守る塗膜が劣化すると、ALC内部の気泡に水が浸入→冬場の寒さによって内部の水が凍結→凍結により水が膨張しひび割れが発生
といった現象が起こり、建物自体の耐久性を低下させる恐れがあります。
対処法としては、塗装によるメンテナンスを施し外壁表面を保護するというものがあります。

 

他の外壁材に比べると高価

他の外壁材と比較すると新築時の平米当たりの単価が高額となっています。

  • 窯業系サイディングは新築時の㎡単価3,000円~
  • モルタルは新築時の㎡単価4,500円~
  • ALC新築時の㎡単価7,500円~

ALCは外壁材の中でも機能性が総合的に高い分、当然といえば当然でしょう。

いかがでしたか??

ALC外壁は機能性は確かなものですが金額をもとに、ライフプランをよく考慮した上で選択する必要がありますね。

 

 

ALC外壁についてご質問等ありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。皆様のご来店心よりお待ちしています。

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