スタッフブログ

今日は、6年前に外壁工事をさせていただいたお客様からご連絡をいただきました。

久しぶりのご連絡に「どうされたんだろう?」と思い、お話を伺ったところ――

『玄関の外灯の電気が切れてしまい、電球を交換しようとしたものの、

カバーが固くてどうしても外れない…』とのことでした。

脚立に乗って作業するのも危なく、

誰にお願いしていいかもわからず困り果てて、

ふと頭に浮かんだのが 「井上さんに聞いてみよう」 だったそうです。

「なんとかならないかな?」

そんな相談の電話でした。


■ 即出動!10分で完了した電球交換

ちょうど事務所で作業をしていたタイミングだったので、

「わかりました!すぐ行きます!」と即出動。

お伺いして状態を見ると、

熱や経年劣化で外灯カバーが固着し、外れにくくなっていましたが、

なんとか取り外し、電球交換をして約10分で作業完了。


■ お客様から聞いた“ひとこと”が胸に刺さる

お客様は、私の父や母と同じくらいのご年齢。

近くに息子さんや娘さんがいるわけでもなく、

「頼れる人がいない中で、一番に思い浮かんだのが井上さんやったんよ」と言ってくださいました。

こうして頼っていただけることが、

本当に嬉しく、胸がギュッとなりました。

話していると、まるで自分の両親と会話しているような気持ちになり、

「怪我したらダメなので、危ない作業や、どこに頼んだらいいかわからない時は、

いつでも僕に連絡してくださいね!」

とお伝えすると、とても喜んでくださり、

その笑顔に、こちらまで心が温かくなりました。


■ 「お代」への想い

最後に、「井上さん、お金いくら?」と聞かれましたが、

嬉しすぎて

「そんなのいらないです!また連絡ください!」とお返事。

すると、

「そんなこと言われたら逆にお願いしにくいわ!」とお客様。

そこで私も冗談交じりに、

「じゃあ千円だけください!」とお伝えし、

封筒でお代をいただきました。

事務所に戻って封筒を開けると… 5000円。

もうなんとも言えない感情が込み上げてきました。


■ “なぜこの仕事をしているのか” を思い出す時間

久しぶりにお会いしたお客様から、

改めて大切なことを教えていただきました。

・なぜこの仕事をしているのか


・何のために頑張っているのか


・誰の役に立ちたいのか


・地域で生きるということ

そんな初心を思い出させてもらえる、温かい時間になりました。

本当に、この仕事が大好きだと心から思えた一日でした。

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