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手抜き施工・不良施工とは
2021.06.14
あおぞら日記
外壁塗装や屋根塗装は決して安いものではありません。誰しも「できるだけ安い金額で塗装をしてほしい」という気持ちをお持ちなのではないでしょうか。
しかし施工費を抑えようとすると工事費（職人の人件費）を減らすか、材料費を減らすしかありません。塗装の金額は「工事費」＋「材料費」です。いずれもやり方によってはコスト削減が可能です。ただしそれは手抜き施工・不良施工に出会う可能性が高くなります。
人件費（工事費）を減らす方法
少ない日数で施工を完了させる
本来外壁は、3回塗装(下塗り・上塗り1回目(中塗り)・上塗り2回目)が一般的な塗り替え回数ですが、塗料の種類により施工回数は変わってきます。塗料メーカーは次回塗るまでに乾燥させる時間（インターバル）を定めています。乾燥時間を遵守すると季節や気候によりますが下塗りから上塗りまで日数が変わります。
特に冬場の気温が低い時期に1日・2日で終わらせることができれば人件費を抑制できます。ただし塗料メーカーが保証する性能を引き出せずに数年後に塗膜剥離が発生する原因となりえます。
工程を省いて工期を短縮させる
ケレン作業やクラック補修といった下地処理は塗装の品質を高めるために必要ですが、やらなくても見た目にはわかりません。この下地処理を省くことで工期を短縮すれば人件費を抑えられます。ですが当然品質が落ちます。
材料費を減らす方法
塗装回数を減らして材料費を抑える方法
下塗りなしで上塗りのみ行う、中塗りをしないなど本来行うべき工程を省くことで工期が短縮できます。上塗りをすれば見た目には綺麗になるのでパッと見では塗られていなくてもわかりません。もちろん職人の目からすれば一目瞭然ですが、施主様からすると「綺麗だからきちんと施工がされた」とお思いになることでしょう。塗りが甘いので当然数年後に塗膜剥離の発生原因となります。
塗料1缶で塗るべき面積を増やして材料費を抑える方法
塗料メーカーは1缶で塗るべき面積（塗布面積）を規定しています。しかし塗布面積を守らなければ少ない材料で沢山の屋根外壁を塗ることができます。本来必要な材料よりも少ない材料で仕上げることも可能ですが、施工品質が落ちることになります。その結果は数年後に塗膜剥離や退色などの早期劣化となって現れます。
余った材料を使い回して材料費を抑える方法
他の現場で余った塗料を使い回せば材料費を減らす事が出来ます。実際では中塗りで行われるケースがあります。中塗りで違う塗料を塗られても、上塗りをすれば見た目には分かりません。中塗りと上塗りで、違う材料を使うと言われた場合は要注意です。通常は中塗り材と上塗り材は同じ材料を使うからです。
このように手抜き施工・不良施工の方法はいくらでもあります。
そして、絶対にあってはならない事ですが、不良施工をしている自覚がないという業者が多数存在します。知識や経験が少なく、知らず知らずのうちに不良施工をしてしまっているケースも十分にありえるのです。
プロタイムズ三田店では豊富な経験と知識をもった１級塗装技能士や外装劣化診断士といった有資格者が在籍しております。
外壁や屋根について不安がある、気になる事があれば、些細な事でも是非ご相談下さいませ。
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三田市地域密着 屋根・外壁 塗装専門店プロタイムズ三田店 株式会社あおぞらペイント
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