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サイディングには3種類があります。

  1. 窯業系サイディング
  2. 金属系サイディング
  3. 樹脂系サイディング

今日は日本の住宅の外壁材の約80%のシェアを占める人気の窯業系サイディングという外壁材を紹介します!!

 

こちらが窯業系サイディングという外壁材です。よく見かける外壁ではないでしょうか。

デザインも豊富で、施工性も高いなどメリットの多い外壁材で各メーカーから様々なデザインが発売されています。

窯業系サイディングはメンテナンスを前提とした外壁材で、経年によって劣化するために数年毎に適切なメンテナンスが必要になりますので良く理解しておくことが大切です。

 

窯業系サイディングボードの主原料はセメント

窯業系サイディングは原料の約80%がセメント、残りの20%が繊維質・増量材で構成されています。窯業系サイディングボードは工期が短いことや施工性の良さ、デザイン性の良さから非常に人気が高く、近年最も多く住宅で使用されている素材です。

内容成分の80%がセメントなので、窯業系サイディングボード自体には防水機能がなく、工場製造時にライン塗装で塗料(アクリル系が多い)を吹きつけて防水機能を持たせています。

 

メリット

最大のメリットは商品的なバリエーションが多く価格帯も幅広く存在するということでしょう。窯業系サイディングボードの価格相場は約3,000~10,000円/㎡です。価格差はボードの厚みや塗装(機能性)によって変わります。
最近では、表面の塗装によって低汚染性を持ったもの等も出てきており、さらに価格幅が広がる可能性もあります。また、窯業系サイディングボードは硬質で密度が高いため、耐震性や防火性、遮音性にも優れています。

 

デメリット

防水機能が無いということです。そのため、新築で使用する場合は工場出荷時に塗装を行い、防水機能を持たせています。その塗装も塗膜寿命が短いものでは5~10年経つと性能が無くなってしまい、防水性がなくなると家の中へ水が浸入し、外壁のひび割れ、さらに悪くなると躯体自体の劣化を進行させてしまうこともあるため、非常に注意が必要です。
また、窯業系サイディングボードは蓄熱性が高く、夏場には濃色の外壁表面温度が60℃を超えることもあるため、室内温度も上昇しやすいということがいえます。外壁表面の塗膜へ不具合が生じてしまう可能性もあります。

 

 

いかがでしたか??今日は窯業系サイディングのメリットデメリットを紹介しました。近年はデザイン性の高い家が増加していますので、自分好みの理想の外壁に出会うことができるでしょう。

デメリットが少し目立つ気もしますが、劣化はどの家にも必ず起こる現象です。定期的な正しいメンテナンスをすることが大切ですね。

 

次回はもう少し詳しく、どのように劣化が進むのかなど含めお話して行きたいと思います。

 

ご自宅について不安やご質問などあれば、一級塗装技能士や知識の豊富な外装劣化診断士が在籍している当店へ、いつでもお気軽にご相談ください。ドローンを使用し、丁寧に劣化箇所の診断をいたします。

 

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三田市地域密着屋根・外壁 塗装専門店プロタイムズ三田店

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