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コンクリート用の塗り替え塗料にどのような機能が求められるのか、ご説明します。塗料を選ぶ際には、耐候性、防水性、透湿性の3つの機能が求められます。

 

耐候性

耐候性とは紫外線や雨などの劣化要因に対して、変質や劣化を起こしにくい性質のことです。耐候性が高い塗料は、劣化が起こりにくいため、その分長持ちする(次回の塗り替えまでの周期が長い)ということが言えます。塗料の耐候性が高いかどうか、を判断する基準の一つに「促進耐候性試験※の結果を確認する」という点があります。促進耐候性試験の結果が長い程、耐候性のある塗料である、ということが言えるのです。
オススメされた塗料について、耐候性を調べる際には、どのくらいの耐候性があるのか、塗料のパンフレットを確認し、業者にどのくらいの期待耐用年数なのか、確認するようにしましょう。

※促進耐候性試験とは、人工的に屋外の条件を再現して劣化を促進させ、製品の寿命を予測する試験のこと。

 

防水性

コンクリートは雨に強くはない、という弱点があります。雨ざらしにされたコンクリートは表面がボロボロと剥がれるなどの劣化症状が発生します。さらには、ひび割れなどが発生するとそこから水が浸入し、雨漏り発生のリスクも高まります。そのためコンクリートには柔軟性があり、ひび割れなどの動きに追随する「防水性」を有する塗料を使うことをおすすめします。

 

透湿性

透湿性とは液体である水と気体である湿気の粒子の大きさの違いを利用して、塗膜が湿気は通し、水は遮断する機能のことです。透湿性のある塗料はコンクリート内部の湿気を徐々に抜く役割を持つため、塗装した塗膜が膨れなどを起こしにくくなります。

 

 

コンクリートの外壁を長持ちさせる注意事項

建物の劣化症状を放置し続けると、雨漏りなどの劣化に繋がり高額な改修費用が必要となるだけではなく、建物自体の寿命が短くなる、というリスクもあります。そこで、コンクリートの外壁を長持ちさせるために知っておきたいポイントをチェックしておきましょう。

 

定期的な建物の状況を診断してもらう

ひび割れなどの劣化状況は自身で確認できますが、それ以外にも、自身では気づかない劣化症状が発生している場合も多くあります。だからこそ、定期的に工事のプロである、施工業者に建物の状況を確認してもらい、最適な工事を提案してもらう必要があります。できればご自身で「1年に1度」は建物の状況を確認、劣化などの心配があれば、業者に診断してもらい、改修工事の必要があるのか、いつごろ改修工事を行えば良いのか、相談するようにしましょう。

 

ひび割れが見つかったら早めに補修を行う

ひび割れから雨水が浸入すると、雨漏りの発生やコンクリートの剥落などの劣化症状を招くことになります。そのような状況にならないためには、ひび割れの発生が確認されたら早めに補修工事を行う必要があります。

補修工事とは、撥水剤の塗布などを行う他、ひび割れ部分をシーリングと呼ばれる材料で埋める作業もあります。このシーリング補修のほうが、コストを安く抑えることができるため、小さなひび割れが発見された際には、シーリング補修を行うことをオススメします。

 

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